華やかに春を彩る

桜の花　３

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　桜の花の品種は３８０種が日本花の会桜図鑑に登録されています。ヤマザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、オオシマザクラ、エドヒガン、チョウジザクラ、マメザクラ、タカネザクラ、ミヤマザクラ、カンヒザクラを原種として自然交雑で自生しているものと、人工交配で作出された園芸品種（里桜）が日本各地に多数植樹されています。名前がつけられていない種間交雑種も各地にたくさん存在しています。植えたときはソメイヨシノだったはずなのに、いつの間にかまるで別種のような花を咲かせているといったケースもよく見かけます。日本中に桜の名所があって、花見に興ずるのが日本の文化といえます。

　　　　　　　
　　オオカンザクラにメジロ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エドヒガンにヒヨドリ

　ソメイヨシノに先がけてシダレザクラが咲きます。シダレザクラは枝が垂れ下がる桜で、全国の巨大化した桜の古木はエドヒガン系のシダレザクラであることが多いです。「三春の滝桜」のように千年を超す古木もあります。べニシダレ、ヤエべニシダレはエドヒガンの変異種で花色が濃く、「三春の滝桜」はべニシダレです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　べニシダレ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤエべニシダレ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　
　　ヨシノシダレ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イトザクラ


桜の花　４


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